1章
ライフラインのとまった街で
我が家の3・11——あのときなにがあったか 高橋みかわ
全てのライフラインが途絶えたなかで自閉っこ家族は、どうやってサバイバルしたか
仙台市内のマンションで避難生活を送った家族の体験記と「自閉っこにしてみたら」のお話をご紹介します。
2章
ブログとメールでつながりあった
——「みかわ屋通信」の1カ月
今回の震災で、災害時の携帯電話の有用性があらためてクローズアップされています
携帯電話のメールやブログでつながりあい、支えあった自閉っ子ママとその仲間のお話をご紹介します。
3章
津波に襲われた街で
家は浸水したけど、家族で一緒に暮らせるなら 浅野雅子
震災は障害を軽く超えた!って感じ 及川恵美
津波と火事で市の中心部が壊滅した石巻市、その街で、自宅で避難生活をした自閉っこ家族の体験記と
実家に避難した自閉っこ家族の体験記をご紹介します。あのとき何が起こったのか、リアルにお伝えします。
4章
地域の避難所で
中学校で、娘の頑張りとみなさんの理解で 三浦由里香
支援学校で、息子に寄り添い続けて あるお母さんに聞く
学校を避難所としてひらいた先生たち 石巻支援学校の先生方に聞く
自閉っこ家族にとっては敷居の高い避難所……
地域の中学校で2カ月の避難生活を乗り切った家族の体験記と
支援学校に避難して自閉っ子に寄り添い続けた家族と
地域の人たちを受け入れ避難所を開設した石巻支援学校の
お話をまとめ、ご紹介します。
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*著者たちは、この本の印税の一部を義捐金として、それぞれが心をよせるところに寄付します。
*ぶどう社は、この本の収益の一部を義捐金として、自閉症支援関係のところに寄付します。 |