もっと自閉症のことを知って欲しいから・・・自閉症児の父親が描いた小説です。
「ぼくうみ」を書いたのは、自閉症児の父親である脚本家として、自閉症を描いた作品を映画にしてみたかったからです。原作として小説を書き、いずれは映像化……とずっと思っていました。そして実際、2006年に入った頃から、映画化に向けての取り組みをはじめていました。
ところが、3月28日のことでした。地域の中学校の障害児学級を卒業し、4月からは養護学校の高等部に入学するはずだった長男・大輝(ひろき) が散歩の途中にJRの線路に入ってしまい、電車に接触して命を落としてしまいました。
15歳でいなくなってしまった大輝は、どちらかというと重い方のタイプの自閉症でした。
私は今、大輝が「15年間ありがとう。いっぱい世話をかけたけど、これからはもういいから、ボクのために映画をつくってよ」と背中を押してくれていると信じ、映画を作りました。
映画が完成!全国での上映がはじまっています!
「ぼくはうみがみたくなりました」制作準備実行委員会
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