序 文
「怠けてる」とレッテルを貼られ、努力しても
成果が出ない絶望の中で苦しむ子どもたちに、
私たち大人がいますべきこと
品川裕香(教育ジャーナリスト)
序 章
「ディスレクシア」の自分が、
どうやって、この本を書いたか
第1部
読み書きができないオレは、
どうやって生きてきたか
希望にあふれて入学した小学校なのに…
「あなたは理解してるよ」と教えてくれたS先生
荒れた中学校時代、陸上に出会った
3カ月で逃げ出した高校生活
16歳、飲食店で、建設現場で働く
22歳、会社をつくり社長になる
倒産、自己破産。働きながら考えた
田舎へ。結婚し、大工の仕事を
「ディスレクシア」だったと知る
「読み書きが苦手なオレ」として生きていく
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第2部
オレなりの読み書きを、
どうやって手に入れたか
「読み書きの困難」とは──ある芸人を見て思う
「読み書きの困難」──オレの場合は
オレなりの「読み」を、どうやって手に入れたか
オレなりの「書く」を、どうやって手に入れたか
オレの勉強のやり方で、試験に挑戦
オレ、書きたいねん
オレ、勉強したかった!
本当の「学ぶ」を教えてくれた、2人の先生
これからも、学ぶことに挑戦していきたい
終 章
家族として、教師として、本人の「叫び」に向き合う
井上 賞子
あとがき
あなたに知ってもらえてうれしい!
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