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4人の発達障害の子どもたちが、結婚、
就職、大学生に……。
社会で働くための子育ての、
ヒントをまとめて紹介。

1500円+税/A5判・152頁
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わが家には4人の子どもがいます。
それぞれ発達障害の診断を受けています。子どもたちとの生活の中で見つけた、
彼らとの接し方や、彼らのすてきなところをまとめ、
『発達障害の子とハッピーに暮らすヒント』(ぶどう社、2010年)を出版しました。

この本は、その第2弾になります。

この子たちは、どんなおとなになるのだろう?……。
社会に出て働いていけるだろうか?……。
どんな仕事ができるのだろう?……と不安でした。

いま、4人のうち、長女、長男はすでに成人し、次男は大学生になり、三男は働いています。
発達障害があっても、子どもたちは、学び、成長しています。自分の「よいところ」を武器に、生活しています。

この本では、親御さんや学校の先生方などのお役に立てたらという思いで、わが家の経験をまとめてみました。
この本が、皆さんが子育てや支援をしていくうえで、ひとつの“ヒント”としてお役に立てたら嬉しいです。


                                         「はじめに」より  堀内祐子


詳しい内容はこちらから

著者紹介 目次 ○著者その他の本

堀内 祐子(ほりうち ゆうこ)

1956年生まれ。東京都町田市在住。4人の子(それぞれ発達障害の診断)の母親。
日本自閉症スペクトラム学会会員。
自閉症スペクトラム支援士。
任意団体 発達障がい。ハッピーサポート代表。
障害児、者の一時預かり、障害者のガイドヘルパーとして働く。
2005年より通信制の星槎大学で発達障害について学んでいる。
2006年より全国各地の小学校などで講演。
ホームページ「ようこそ家庭の夕べ新聞」http://sweety.jp/kateinoyuube/

柴田 美恵子(しばた みえこ)

1961年生まれ。東京都西東京市在住。2人の娘の母親。
フリーライター。雑誌などで子育て、女性、教育関係の記事を執筆。

*2人の共著書に『発達障害の子とハッピーに暮らすヒント』(ぶどう社、2010年)がある。

 

 

第1部 子ども時代・思春期・おとなへ

1章 不登校は充電時間 ……長女の6年間に及ぶ不登校

   1 不登校の始まり
   2 どうしたら家で元気に過ごせるか
   3 発達障害と診断される

 [いま考えてみると]
   娘の6年間に及ぶ不登校から親として学んだこと

2章 診断をスタートに ……長男が発達障害とわかるまで

   1診断を受けるまで
   2 発達障害と診断されてから
   3 親を支える「診断」であってほしい
   4 安心や希望を感じた「診断」も

  [いま考えてみると]
   診断をスタートに、発達障害にどう対応したらいいかを見つけ出す

3章 思春期を見守る ……長男のバイクと三男の高校中退

   1 大好きなバイクを買った! でも……
   2 高校をやめて働きたい!

  [いま考えてみると]
  思春期ーー危ういけど自立しようとする時期子どもを信じて見守る

 

第2部 働く大人になる力をつける

4章 コミュニケーションの力

   | コミュニケーションのはじまり
   } 子どもの話を聞く
   ~ 子どもに親の気持ちを伝える
    一対一の「親子デート」
    パパと子どもの関わり
   [コラム] 伝える前からあきらめちゃダメ!

5章 自分で考える力

   | 娘の不登校を通してわかったこと
   } 不登校時代に育まれた「考える力」
   ~ 発達障害の子だって「自分で決める力」をもっている
    自分がしたことの責任を取る
    俺を説得しろ
   [コラム] 親の考えを押しつけない

6章 生活する力

   | 18歳になったら家を出ろ
   }「おいしい」と言ってもらえる喜びを知って
   ~ わからないことは聞いたり調べたりして
    得意なことを引き受け、苦手なことは助けを借りて
   [コラム] 「栄養バランスだって考えてるよ」

7章 働く力

   | 幼児期からお金を得るために働く
   } まずは家庭の中でルールを守る
   ~ 15歳からアルバイト
    6年間不登校だった娘が「働くおとな」になった
   [コラム] 長男がアルバイトを通じて学んだこと

番外編 お母さんが元気でいるために

   | 子どもの「よいところ」を言い続ける
   }「よいところ」を書き出してみる
   ~ おとなになったほうが楽
    好きなことをする時間をもつ
   =uその子の1年前」と比べる
    苦労を楽しんでこそ人生でしょ
   [コラム] その日一日だけを頑張る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        

    

 

 

 

 

 

 

 

 

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