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今、川崎市の公務員として働く、
知的障害の重い自閉症の明石徹之さんと、
お母さんが、NHKで紹介され大反響! 
「あふれる笑顔はどこから?」
「どんな子育てをしたの?」その答えがこの本に!

1700円+税/A5判・172頁
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この本は、超多動の徹之に振り回されながら、どう育てていいかわからず、涙に明け暮れていた頃から、地域に飛び出して試行錯誤しながら、地域に仲間や支援者を見つけていった過程を書きました。
最初から強い親はいません。わからないだらけの自閉症児を抱えて、地域に飛び出すのは、足がふるえます。でも、勇気を出して最初の壁をひとつ乗り越えてみましょう。そうすれば、あなたはきっと感動に出会うでしょう。
この本が、あなたに知恵と勇気をプレゼントできたら、嬉しく思います。

詳しい内容はこちらから

著者紹介 ○目 次 ○感 想 ○掲載記事 明石洋子さんその他の本

明石 洋子 (あかし ようこ)

1946年に、埼玉に生まれる。
子ども時代から大学卒業まで、山口・佐賀・福岡で過ごす。
九州大学薬学部薬学科を卒業。 結婚後は、神奈川県川崎市に在住。
1972年に、長男徹之誕生。1975年に、次男政嗣誕生。
長男が自閉症のため、2児を育てながら、長男の療育と、
地域でのさまざまな活動に力をそそぐ。
現在は、医薬品の卸会社に管理薬剤師として勤務しながら、
「障害があっても地域の中で共に生 きていく環境をつくろう」と、
地域作業所やグループホームや地域生活支援センターを設立し、 運営している。

 

はじめに 

1章 他の子となんか違う…… 
 つのってくる子育ての不安
 「発達に遅れがある」と言われ
 どうしたら治るの? どう育てればいいの?

2章 子育ての再出発 
 やっと障害児のお母さんたちと会えた!
 地域の中に生活やQOLに必要な場所を確保して
 「超多動」のおかげで、いろんな方と知り合えた

3章 弟が生まれて 
 きょうだいって、いいなあ

4章 人って、心地いいよ 
 お父さんとの関係をつくることから
 子ども同士のかかわりをつくりたい

5章 弟と保育園へ 
 保育園に入れさせてあげたい
 ようやく保育園に入れた
 私は、仕事に、ボランティアに

6章 地域の小学校へ 
 普通学級に行かせたい
 親子で学校生活を体験
 普通学級と特殊学級のあいだで

 

7章 佐賀に家族で引っ越し 
 ご近所デビューも、学校デビューも
 「なぜ、養護学校に行かないのか」と聞かれて
 「親の愛情が足りない」と言われて
 なんとかして、この地域を変えたい!

8章 新しい小学校で 
 素晴らしい先生に出会えた!
 夏休みはキャンプで楽しく!
 キャンプから療育にも

9章 いつもみんなに囲まれて 
 転校して、再び園田先生に
 クラスの「お客さん」ではなかった
 いたずら
 共に育てば、自然に良いかかわり方が

10章 スケート教室・水泳教室 
 アイススケート日曜学級
 障害児のための水泳教室

11章 宝物の思い出文集 
 二八九人の方からメッセージが
 徹之が徹之らしく、私が私らしく

 あとがき

●自閉症の人に寄り添う見事なモデルを示したパイオニア 佐々木正美(川崎医療福祉大学教授)

徹之さんは知的発達障害が重い自閉症です。
明石洋子さんは聡明さと熱意を下地に、気力と体力にエネルギィを持続させて、自閉症の人に寄り添うとは
こういうことですという見事なモデルを示された方です。
明石さんは、TEACCHの人々が研究を重ねてやってきたことを、持ち前の聡明な直観に支えら
れた忍耐強い行為によって、見事に実践してきていました。
視覚的・具体的な情報提供や、短い名詞や視覚的にイメージしやすい言葉づかいのコミュニケーシ
ョンで理解を助ける、また指示や指導などもできるかぎり肯定的に伝えるようにするなどをされてい
ます。さらに視覚的構造化とよばれるバリアフリーの方法を、自分の創意と工夫で実行してきていたのです。
明石さんは、自閉症の人のノーマリゼーションやバリアフリーの一つのモデルを実践して見せてくれたのです。

●ありのままの徹之さんと出会ってください  内多勝康(NHKチーフアナウンサー)

自閉症という言葉にはどうしても「心を閉ざしてる」というイメージがつきまといます。私もそん
な先入観がなかったといえば嘘になります。でも、徹之さんは初対面の私を笑顔で受け入れてくれま
した。そのおかげで私も、徹之さんを何のフィルターも通さずに見つめることができました。徹之さ
んとの会話は成立しませんでしたが、素直さとひょうきんさは掛け値ナシと実感しました。
相手を受け入れ、理解する
ことで、誤解や先入観、そして差別意識すらも乗り越えることができる。
私は徹之さんから、そんなことを教わった気がします。
皆さんもどうぞページを開いて、ありのままの徹之さんと対面して下さい。

●読者の皆さんから感動の声が続々!

・「僕は本を読むのは苦手なのですが、この本はどんどん引き込まれました。障害児

・教育に携わるものとして、教師として、人間として、読むべき本だと思いました」(養護学校教師)

・「写真も多く、イキイキしていて、とても楽しく読みました。ウンソウダとうなずいたり、反省したりしました。明石さんのしなやかに考える柔らかい発想がうらやましく思いました。なんだか、元気をいっぱいもらった気がします」(施設職員)

・「若いお母さん時代の正直な気持ちが書かれていることで、あとに続くお母さんを勇気づけると思う」(医師)

・「バーッと読ませてもらいました。私の琴線にまっすぐに触れてくる部分が多くて、ジンときたり、笑ったり、涙ぐんだり、いろいろな感情がブワッと湧いてきました。とてもいい本です」(ダウン症児の親)

・「一気に読んでしまいました。一つ一つのエピソードに笑ったり、怒ったり、アッという間でした。明石さんの、徹之さんにしてあげたいと思われたことはどんな障害も乗り越えて成し遂げられてきたバイタリティ、出会った人々に共感を与えどんどん味方に引き込んでしまう人間的な魅力に感動しました」(自閉症児の親)

・「子育て、大人育ての天才!そんな言葉が浮かびました。きっと世の天才と呼ばれる人たちが、一つのことを求めて精進したように、明石さんは、ひたすらお子さんを愛され続けた結果なのでしょう。そのひたむきさには並々ならぬ吸引力があって、周りの人たちを変えていくのですね」(漫画家)

・毎日新聞 2009年11月26日
・朝日新聞 2009年10月16日
・LEE 2008年5月号
・クロワッサン 2008年4月25日号
・第4回 ヘルシーソサエティ賞受賞
・読売新聞 2006年2月21日

自立への子育て
お仕事がんばります

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