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子どもたちの勉強を支援する、必要な知識と方法を、
具体的に、ていねいに紹介します。
子どもたちの自尊感情を健やかに育もう!

1600円+税/A5判・160頁
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発達障害がある子どもたちは、いろいろ失敗をくり返して
自信を失い、自尊感情を低下させている……

これは、子どもたちの勉強を支援して「できること」をもっと伸ばし、
「できる自分」を発見させよう。
 そして自信を回復させようという新しい発想の取り組み。

そのためには、子どもをどう理解したらいいか。
 子どもをどう支援したらいいか。

この本では、そのために必要な知識と方法を、
 具体的に、ていねいに紹介します。

「わかる・たのしい勉強」で、子どもたちの自尊感情を健やかに育もう!

 

    
    

詳しい内容はこちらから

著者紹介 目次 

久我利孝(くが としたか)

1959年  長崎県に生まれる
1981年  長崎大学教育学部卒
同  年  長崎県立佐世保養護学校勤務。以来、県下の養護学校教諭を歴任
1999年  長崎大学教育学部附属養護学校で、県下初の教育相談部(盲・ろうを除く)
      を立ち上げる。以来、特別支援教育コーディネーターを兼務
2010年  退職

現 在  発達障害がある子どもたちの支援プロジェクト「のんのこ土曜塾」事務局長
     スクールカウンセラー(小学校2校担当)
     発達アドバイザーとして幼稚園の支援中

著 書  『発達障害の教育相談』(同成社、2008年)
     『愛情を花開かせる知恵』(梓書院、2011年)

ブログ  「発達障害の教育相談 by the net」http://d.hatena.ne.jp/koosanw2/

 

 

 

 

序章 子どもたちを教育的に支えたい
  1 「のんのこ土曜塾」の誕生
  2 「のんのこ土曜塾」の概要
  3 子どもたちはどう成長したか

 第1部 子どもたちに、わかる・たのしい勉強を

1章  子どもたちの自尊感情を育もう
  1 子どもたちと保護者の「困り感」
  2 子どもたちに何を支援すればいいか
  3 勉強に焦点をあてた取り組みを

2章 「良かった探し」をはじめよう
  1 子どもたちを肯定的なまなざしで見よう
  2 「良かった探しをはじめよう」とは
  3 「特別な支援で輝く子どもたち」と呼ぼう

3章  子どもを理解することからはじめよう
  1 子どもが「考えていること」を理解しよう
  2 2つのタイプとして見てみる
  3 子どもの本当の姿を理解しよう

 

    

 第2部 子どもたちへの勉強の支援の実例

4章 「アンバランスタイプ」の子どもたちへの勉強の支援
 1 集中が続かない……
   [短時間集中でたくさんの課題ができる]
 2 理解が進まない……
   [視覚教材を使うと理解が進む]
 3 記憶ミスが多い……
   [映像はすばやく正確に記憶できる]
 4 ほめてもやる気がでない……
   [見てわかるようにほめれば、意欲が高まる]
 5 聞き分けが悪い……
   [納得できれば、がんばる」
 6 やる気がない……
   [興味のあることにはやる気を出す]
 7 何を考えているのかわからない……
   [考えていることが理解できる]
 8 こだわりが強い……
   [こだわりって「良いところ」になるんだ]
 9 興味が次々に変わる……
   [もっと配慮しなくては]

5章 「バランス保持タイプ」の子どもたちへの勉強の支援
 1 授業で理解が進まない……
   [スモールステップで理解が進む]
 2 やり直しができない……
   [安心できれば、やり直しができる]
 3 おしゃべりはよくできるのに……
   [言葉による指示を的確に理解できる]
 4 集中が続かない……
   [大人の工夫で集中できる]
 5 わからないと問題を投げ出す……
   [つまずきを把握すると、あとは簡単]
 6 勉強が嫌い……
   [わかりやすく教えれば理解できる]
 7 授業の邪魔をする……
   [信じれば、応えてくれる]
 8 プライドがありすぎて……
   [言葉かけを工夫すれば、素直に聞ける]

6章  個別の支援計画と支援の流れ
  1 カズくんの個別の支援計画ができるまで
  2 コウくんの個別の支援計画ができるまで
  3 支援のたびに評価し計画を見直す
  4 支援の流れをシステム化する
  5 子どもたちへの勉強の支援の成果

付章 脳の機能を教育的に理解する1
  1 脳には2つの情報処理機能がある
  2 単独処理機能が優位なタイプの子どもたち
  3 両機能が若干低いタイプの子どもたち

あとがき

 

                            

 

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