序章 子どもたちを教育的に支えたい
1 「のんのこ土曜塾」の誕生
2 「のんのこ土曜塾」の概要
3 子どもたちはどう成長したか
第1部 子どもたちに、わかる・たのしい勉強を
1章 子どもたちの自尊感情を育もう
1 子どもたちと保護者の「困り感」
2 子どもたちに何を支援すればいいか
3 勉強に焦点をあてた取り組みを
2章 「良かった探し」をはじめよう
1 子どもたちを肯定的なまなざしで見よう
2 「良かった探しをはじめよう」とは
3 「特別な支援で輝く子どもたち」と呼ぼう
3章 子どもを理解することからはじめよう
1 子どもが「考えていること」を理解しよう
2 2つのタイプとして見てみる
3 子どもの本当の姿を理解しよう
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第2部 子どもたちへの勉強の支援の実例
4章 「アンバランスタイプ」の子どもたちへの勉強の支援
1 集中が続かない……
[短時間集中でたくさんの課題ができる]
2 理解が進まない……
[視覚教材を使うと理解が進む]
3 記憶ミスが多い……
[映像はすばやく正確に記憶できる]
4 ほめてもやる気がでない……
[見てわかるようにほめれば、意欲が高まる]
5 聞き分けが悪い……
[納得できれば、がんばる」
6 やる気がない……
[興味のあることにはやる気を出す]
7 何を考えているのかわからない……
[考えていることが理解できる]
8 こだわりが強い……
[こだわりって「良いところ」になるんだ]
9 興味が次々に変わる……
[もっと配慮しなくては]
5章 「バランス保持タイプ」の子どもたちへの勉強の支援
1 授業で理解が進まない……
[スモールステップで理解が進む]
2 やり直しができない……
[安心できれば、やり直しができる]
3 おしゃべりはよくできるのに……
[言葉による指示を的確に理解できる]
4 集中が続かない……
[大人の工夫で集中できる]
5 わからないと問題を投げ出す……
[つまずきを把握すると、あとは簡単]
6 勉強が嫌い……
[わかりやすく教えれば理解できる]
7 授業の邪魔をする……
[信じれば、応えてくれる]
8 プライドがありすぎて……
[言葉かけを工夫すれば、素直に聞ける]
6章 個別の支援計画と支援の流れ
1 カズくんの個別の支援計画ができるまで
2 コウくんの個別の支援計画ができるまで
3 支援のたびに評価し計画を見直す
4 支援の流れをシステム化する
5 子どもたちへの勉強の支援の成果
付章 脳の機能を教育的に理解する1
1 脳には2つの情報処理機能がある
2 単独処理機能が優位なタイプの子どもたち
3 両機能が若干低いタイプの子どもたち
あとがき
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