はじめに
1章 「ピリオド・ゼロ」を乗り越えて
1 ピリオド・ゼロと障害の受容
2 子どもとの時間の重要性
*出発点としての「ピリオド・ゼロ」
2章 療育は家族の一大プロジェクト
1 なぜ、自閉症療育にはマニュアルがないのか
2 なぜ、カスタマイズ(個別化)が必要なのか
3 なぜ、自閉症の療育は難しいといわれるのか
4 療育の現場は家庭、主役は家族
5 新しい父親の役割モデルを模索する
6 「無限」を「有限」に変える
7 自閉症療育とは、新規事業のようなもの
8 創造的営みとしての自閉症療育
9 自閉症療育を生きる、ということ
*「新しい父親モデル」を考えるきっかけ
3章 お父さんは、プレイング・マネージャー
1 プレイング・マネージャーのすすめ
2 自閉症についての知識を深める
3 プロジェクトのビジョンづくり
4 プロジェクトをとりまく環境を理解する
5 チーム編成
6 リンケージ・マネジメント
7 そのほかの外部環境への働きかけ
8 療育とは、リソースの最適化でもある
9 療育の実行とチームマネジメント
10 プロジェクトの「陳腐化」対策
11 自閉症療育プロジェクトのリーダーシップとは
12 チームメンバーとしての仕事
*我が家の「ビジョン」の例
4章 私の経験談から
1 ピリオド・ゼロに至るまで
2 混乱を乗り越え、療育の体制づくりへ
3 家庭での療育の取り組み
4 インターネットから吹き込んだ「風」
5 「そらまめ式」ブログの開設
6 そして、新しい自分づくりへ
*オープンなブログづくりへのこだわり |
5章 自閉症とその療育の進めかた
1 最初期の自閉症的行動
2 自閉症をどう理解するか
3 「行動レベル」と「知覚・認知レベル」の関係
4 療育を支える「科学の目」
5 「科学の目」で発見する、自閉症児の世界
6 仮説を設定する力
7 「発達と適応」という視点
8 「療育法」と療育の実際
9 TEACCHについて
10 ABA(応用行動分析)について
11 絵カード療育法について
*避けるべき療育法について
6章 自閉症療育の全体像
1 療育とは、なにか
2 規則正しい生活と健康
3 環境とのかかわりのスイッチを入れる
4 いよいよ本格的な療育へ
5 コミュニケーション療育の考えかた
6 環境調整の取り組み
*「うつ」のサインに気づく
7章 明日から実践できる療育のアイデア
1 パニックを理解する視点
2 パニックへの不適切な対応
(1)叱る、罰する
(2)パニック行動自体を抑えこむ
(3)やむをえず認める
(4)無視する
3 答えは「代替行動」にある
4 絵カード・コミュニケーションに取り組む
(1)絵カードをつくろう
(2)絵カードによる欲求表現を教える
(3)さらなる応用へ
5 スケジュール表づくりとその活用
(1)なぜスケジュール表をつくるのか
(2)スケジュール表を導入する前に
(3)スケジュール表を導入する
(4)「過去・現在・未来」をどう表現するか
6 課題教材づくりにチャレンジ
(1)課題教材づくりのガイドライン
(2)課題教材づくりの実践例(マッチングカード)
(3)マッチング課題の実施方法
7 記録シートをつくる
(1)記録シートづくりのガイドライン
(2)記録シートづくりの実践例
8 療育なんて、カンタンだ
[読書案内]
1 自閉症への理解を深める本
2 療育の実践の参考になる本
3 ABA(応用行動分析)・行動療法に関する本
4 TEACCHを深く理解するための本
5 チーム・マネジメントのヒントになる本
6 「科学の目」を養い、知的好奇心を刺激する本
おわりに |