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「布を織るのではなくて、自分を織る」
見えない自分を見つける織り。
さをり織りの理念、織り方、仕立て、SAORIを、
フルカラーで紹介!

2000円+税/B5判・96頁
ぶどう社から注文
(送料無料・後払・即日発送)

「さをり」では、「織り」について次のように考えています。
「布を織るのではなくて、自分を織るのです。
織るという動作を通して、絵を描くことや詩を書くことと同じ目的を持って、
見えない自分を見つけようとする行為なのです」と。
そうです。物をつくるのじゃない、人をつくるのです。
物になるか、人になるか、誰でも人になれる。
自分の中に埋もれていた本来の自分になればよいのであります。
それが目的であって、物をつくる必要は、今の世の中ではさらさらありません。
時代は大きく変わっていることを思わねばなりません。 (本文より抜粋)
                                              城 みさを


障がい者の無心の織りから学ぶ


全国各地で「さをりひろば」というのをやっています。
障がいを持った人もいる、一般の主婦もいる、娘さんもいる、男も女もいる、そういう教室を「さをりひろば」って呼んでいるんです。
で、さをりひろばの運営の三原則というのがあります。
「教えない、共感する、親子でやる」。これが3原則です。

(さをりホームページより)


詳しい内容はこちらから

著者紹介 目次  ○著者の本

 

城 みさを(じょう みさを)

無いものは、師と物欲
有るものは、夢と情熱と曲がったヘソ

1913年 大阪府堺市に生まれる
大阪府立堺高等女学校卒業
57歳より独自の手織りを始める。
初期の10年は一般の主婦を対象に、新しい手織りの指導を、
1980年からは、障害者にも指導を始める。
1990年代に入り、高齢者の生涯学習にも取り組んでいる。
現在、98歳で、元気にさをりを楽しんでいます。


城 英二(じょう えいじ)

1940年 城みさをの次男として堺市に生まれる
1963年 大阪府立大学経済学部卒業
    日本オリベッティ(株)を経て
1972年 堺精機産業(株)に入社、さをりのマネージメントを始める
1979年 (株)現代手織研究所を設立 代表取締役となる
現 在 NPO法人さをりひろば 代表理事
    さをり・リーダーズ・コミティ 理事長
    VSA JAPAN 代表
    社団法人 COOP SAORI 代表理事
    さをり織り企業組合 代表


さをりホームページ
http://www.saori.co.jp/

    


はじめに 教えないで引き出す
自己を見つけ、自己を表現する

織りを楽しむ

糸について

タテ糸づくりから、織りまで
 1 織り物の設計 2 整経台に糸をかける 3 糸を筬に通す
 4 糸を綜絖に通す  5 巻き取り 6 ボビンに糸を巻く
 7 織りはじめ  織り布の仕上げ

さをりを楽しむ 織りの色々
 ヨコ糸の変化を楽しむ
 タテ糸の変化を楽しむ
 特別な織り

服のかたちにする

 美しく仕立てるために

 @ 前開きベスト   A 引きスカート    B ボートネックブラウス
 C パジャマパンツ  D ボレロ       E 少しの布で長袖上着
 F キャミソール   G フレアーブラウス  H スタンドカラーベスト
 I 逆転スカート   J イカベスト     K 三枚つなぎベスト
 L 省エネベスト   M 省エネスカート

さをりのねがい

私と手織り 「さをり」への道  城 みさを
障害のある人の「感力」に揺さぶられて  城 英二
SAORI
 織適塾
 さをりひろば
 さをりのあゆみ