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自閉症の子のママで、小学校の先生が書いた
自閉症の子とたのしく暮らす
手立てや、こつや、ヒントを
見開き2ページで、まんが入りで、わかりやすく紹介!

1600円+税/A5判・162頁
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 著者より ○著者紹介 ○目 次

自閉症の子とたのしく暮らす
手立てや、こつや、ヒントを
見開き2ページで、まんが入りで、わかりやすく紹介!

不安でいっぱいの、自閉症の子の親となった人たちが、
子どもと一緒に暮らすコツをつかんで、
少しでも落ち着いて生活できるように、
気持ちが楽になるように、と願っています。

自閉症の子とどうかかわればいいか悩んでいる、
保育園・幼稚園や学校の先生方が、園や学校での生活を
穏やかで楽しいものにする
ヒントを得てもらえれば、とも思っています。

この本が、そんなふうに役に立ってくれれば、嬉しいです。

 

佐藤 智子(さとうともこ)

1967年、青森県出身。
弘前大学教育学部卒業。
卒業後、上京し、1991年に結婚。
1993年に、長男誕生後、小学校教員となる。
1996年に、次男つばさ誕生。

現在、埼玉県内で教員を続けながら、
共同作業所職員の夫、子ども二人との四人暮らし。

1章 暮らしで困ったこと、こうしてカイケツ!

嫌がるシャンプーをできるようにするには
寒くても着ないジャンバーを着せるには
「どっち?」と聞いたら、選ぶことができた
「ダメ」と言わないで「○○します」と言いかえる
慰めるときは、声をかけないで見守る
テレビを家族で仲良く見るには
ゲームをやるときの順番を教える
テレビの音も、話す声も、ボリューム○で
[もっと困っているのは、つばさかもしれない]

2章 外出で困ったこと、こうしてカイケツ!

苦手な赤ちゃんの泣き声を避けるには
道路を安全に歩けるようにするには
赤信号で止まって待つ間、どうするか
嫌いな床屋さんに、どうやって行かせるか
苦手な歯医者さんに、どうやって行かせるか
いつ行けるかを、スケジュールでわかるように
[スケジュールが、うまくいかないときは]

3章 ことばでやりとり、できたらいいな

気持ちを知りたい! 話をしたい!
鼻チョンと「どうぞ」で、ことばを引き出す
大好きなものを見せて、名前を教える
ことばかけを、パターン化して繰り返す
挨拶で、ことばのキャッチボール
「お名前は?」「何歳ですか?」で、ことばのやりとり
カード学習で、ことばを増やそう
楽しいときに「たのしい」のことばを教える
ことばは誰かに向かって言うんだよ
「それから?」「どっち?」で、一日を振り返る
1語文から2語文・3語文に増やすには
[あ、つばさが自分で、ことばを覚えようとしている!]

4章 トイレ成功までの、なが〜いフンセン記

オシッコを、一人でできるようになるまで
ウンチを、トイレでできるようになるまで
[今、トイレは自分でできます。楽になりました]

 

   

   

5章 課題学習、少しでも伸ばしたい

家での課題学習は、どうやってするか
さぁ、課題学習をはじめるよ
作業的課題は、ファスナーからボタンへ
カード学習で、ものの名前を覚え、世界が広がる
書き取りは自作プリントで、ひらがなから
3輪車から補助輪付き自転車に乗れるまで
補助輪なし自転車に乗れるまで
[何かを教えたいときは、まず私が自分で試してみて]

6章 一緒に遊ぼう!

テレビも、ビデオも、大好き!
絵本の読み聞かせから豊かに広がる
ゲームのバーチャルから現実の世界へ
家族で遊べる、いろんな遊び
カラオケに行って、歌えたらいいね!
親子で、家族で、体を動かそう
[自分の世界にいるつばさを、遊びに誘いこむ]

7章 みんなで出かけよう!

家族で外食を楽しみたいと、ファーストフードへ
ファミレスでも、ちゃんと食事できたよ
エレベーターも、タクシーも、余暇にしちゃおう
バスや電車に乗るときは、ルールを決めて
家族でテーマパークに行きたいね
帰省で、観光で、家族旅行へ

8章 一緒に育ててくれた人たち

つばさと仲良く育ってきた、お兄ちゃん
愛情と熱意のある先生にめぐりあえた
いつも二人で向かい合ってきた、夫
[子どもにも、親にも、同じように援助が必要です]