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この本に登場するのは、赤ちゃんの時には心配なく育ってきたのが、
1歳半から3歳くらいにかけて、遅れが気になるようになった……
そんな子どもたちです。この本は、そんな子どもをもった
親自身の不安や悩みや辛さに焦点を当てた本です。

1600円+税/A5判・160頁
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(送料無料・後払・即日発送)

第1部「親たちの思いに耳をかたむけて」は、そんな人のために、
「こころが少しでもラクになる」ことを願って書かれました。
第2部「親と専門家をつなぐ」は、
「あたまをクリアにする」ためのヒントです。
この本を、親子の援助にあたっている専門家にも読んでもらいたいと願っています。

この本を通じて、「悩んでるのは自分ひとりじゃない」と感じていただけたら、
そして明日へ向かうエネルギーを少しでも充電してもらえたら、本当に嬉しく思います。

詳しい内容はこちらから

著者紹介 目次

大林 泉(おおばやし いずみ)

1960年生まれ。
愛知教育大学教育学部卒業。大正大学カウンセリング研究所修了後、
教育センター、学校、小児科、保健所などで相談業務に携わる。
現在、〈スペース・かい相談室〉〈学童クラブ・まんぼうキッズ〉を運営。

 

序文 「予想外の人生」が与えてくれる幸せ  中川信子 

 はじめに

第1部 親たちの思いに耳をかたむけて 

1 章 ゆれ動く親のこころ 
 1 うちの子、みんなと違うのかな?
 2 私の育て方が悪かったのだろうか?
 3 はっきりしない辛さ

2 章 やっぱり、この子は…… 
 1 「宣告」を突きつけられて
 2 「早期発見・早期療育」というけれど
 3 終わりのない不安

3 章 周囲の人々とのあつれき 
 1 家族の中で
 2 親同士の関係
 3 療育の場で
 4 励ましの言葉に苦しむ

4 章 こころの中の鬼 
 1 子どもをかわいいと思えない
 2 わが子をなぐってしまった!
 3 こんな子いらない!
 4 親を支えるもの

 

 

   

 

 

 

 

第2部 親と専門家をつなぐ 

5 章 専門家との出会い 
 1 親と専門家との関係
 2 親の苦しさに寄り添って
 3 助言について
 4 「様子を見ましょう」
 5 専門家の前にあらわれない人たち

6 章 医療機関での体験 
 1 病院を受診するということ
 2 発達検査を受ける時
 3 診断名にまつわる混乱

7 章 障害を告知された日 
 1 情報は正確に伝える
 2 親の気持ちを支える

8 章 療育をどう考え、どう選ぶか 
 1 療育には何ができるのか
 2 療育とQOL
 3 療育にまつわる親の思い
 4 どう選ぶか

9 章 家庭の中で 
 1 家庭で療育はできるか
 2 生活習慣について
 3 専門家への違和感

終章 この先の道 
 1 嵐をぬけて
 2 手をつなぐ
 3 社会の中へ

 あとがき