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LDや発達障がいのある人たちへ、
その親御さんたちへ、
先生や支援の方たちへ、
エールをこめて、この本を贈ります!

 

 1500円+税/A5判・152頁+口絵
送料無料・
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 私は、私のなかにLDを感じます。
「LDとの連続性」を感じることは、障がいを特別なものとしてではなく、
LDのある子どもさんや、LDのある人を、長所も短所もある個性的な存在として、
そのまま理解しようとすることにつながるのではないでしょうか。

上野一彦先生こと、LD教授は、
「こんなにLD的」で「こんなに魅力的」な、作家の市川拓司さんと出会い、
「LD」や「発達障がい」の不思議な個性とステキな魅力を、たっぷり語り合います。

これは、私たちの
「LD」や「発達障がい」についての見方を、
ポジティブなものに変えてくれる本です。


はしがきより


 はしがき 個性的でありたいすべての人々に贈る

 LDのあるさまざまな子どもたち、人々をみていると、彼らがLDという不利な面を抱えながらも、彼ら流のやり方で学び取り、その力を見事に開花させ、たくましく生き抜いているケースもたくさんあります。そうした強みや長所に思い切り光をあてて育てる教育も、個性を尊重する教育といえるのではないでしょうか。このことを教えてくれたLDの青年たちを、是非みなさんにご紹介したいという強い気持ちが、本書の背景にはあります。
 そして、本書の太い背骨は、作家市川拓司さんです。ふたりのそれぞれのエッセイ集が出会いのきっかけとなりました。昨年、私は市川さんと対談するという機会に恵まれました。
 これほど気さくで、これほどLD的で、これほど魅力的な人物と出会うとは。まさに幸運の出会いでした。このすばらしい対談を、市川さんの厚意で本書で再現させることができました。
           *
 これまで、LDを仲立ちとしてたくさんの素晴らしい人々と出会い、それらを通して私自身がたくさんの生きがいをもらってきました。まさに、すべてがLDに始まり、すべてがLDに帰結していきます。こうして誕生したこの本を、すべての個性的でありたい人々に、
 「LDを活かして生きていこう」というメッセージとともに贈ります。                

LD教授 上野一彦       

 

詳しい内容はこちらから

著者紹介 目次 

上野 一彦(うえの かずひこ)

東京学芸大学名誉教授
独立行政法人 大学入試センター特任教授
一般社団法人 日本LD学会理事長

1943年、東京に生まれる。
東京大学教育学部卒業。同大学院を修了後、東京大学助手を経て、
東京学芸大学教授。2002年から2004年には同大学副学長を勤める。
早くからLD教育の必要性を説き、その支援教育を実践するとともに
啓発活動に取り組み、
1990年、全国LD親の会、1992年、日本LD学会の設立に関わる。
文部科学省「特別支援教育の在り方に関する調査研究」などの協力者
会議委員、東京都「心身障害教育改善検討委員会」委員長などを歴任。

《著 書》
『LD(学習障害)とADHD(注意欠陥多動性障害)』(講談社+α新書)
『LD(学習障害)とディスレクシア(読み書き障害)』(講談社+α新書)
『LD教授(パパ)の贈り物』(講談社)
『LD(学習障害)の子どもたち』(大月書店)
『よくわかるLD(学習障害)』(ナツメ社)
ほか多数

上野一彦先生ブログ
・カズ先生のエデュブログ http://edublog.jp/kaz1229
・カズ先生の子育てレシピ http://kosodate.fujitvkidsclub.jp/

 

 

1章 LDの子どもたち、そして私のなかのLD

2章 小説や映画のなかに登場するLD

3章 LDから贈られたステキな出会い

4章 LDは、愛(Love)と夢(Dream)を運ぶ
   対談―1 こんなにぴったり同じだなんて! 
        作家・市川拓司さんとLD教授
   対談―2 誇りをもって生きていこう! 
        ふたりの若者をまじえて

5章 LDの深い意味について考える

あとがき

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