◎序文より◎
栗田廣先生(東京大学名誉教授)
高機能自閉症児が、どのような発達をし、どのような人生を送るかについて、
専門家もまだ十分な知識を持っていません。
その意味で、この本に書かれている純君のこれまでの経過は、
高機能自閉症児に関わる人々に重要な示唆となるものと思います。
石井哲夫先生(日本自閉症協会会長)
本書を読んで、感動させられる箇所が随所にあった。
高機能自閉症やアスペルガー症候群の人たちと頻繁に出会う、
東京都発達障害者支援センターや日本自閉症協会で仕事をしている私にとって、
本書は、助けになるような優れた多くの資料が盛り込まれている貴重な書物と考える。 |