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わが子の障害告知後の対応、療育、親類等の人間関係、
夫、父親としての立ち位置、職場での立場、
子どもの就園、就学……そして未来へ。
父親が、父親のために書いた父親業務「引継書」。

1600円+税/46判・192頁
 

「子どもが障害を持っているんだ、どうにもならないだろう……」。
その感情を無理に圧殺する必要もなく、
落ち込む自分に罪悪感を抱くことなどさらさらありません。気力の回復を待ちましょう。
「何かやらないと……」と考えられるようになる、「その時」が必ず来ます。
本書は、「その時」までの時間を多少でも縮め、
「その時」が来るまでの間に、いずれ必要となる知識をお伝えする
「業務引継書」のようなものです。           著者まえがきより



白山 宮市(しらやま みやいち)

1966年生まれ、首都圏在住。
資源・エネルギー関連の会社勤めの傍ら、妻と共に健常の長女、自閉症スペクトラム障害の次女の育児に勤しむ父親。長生きしてわが子の行く末を見届けたいとの願いから、「細く長く」がモットー。リタイヤ後は、自らの育児経験の社会還元を志向し、臨床心理士資格取得を思案中。大学院での学び直しが必要になるが、「元は長生きして取れば良い」という楽観主義者。

 


まえがき

1部 障害告知までの振り返りと、その後、速やかな対応が必要なこと。
1章 わが子の障害を告知されるまで
2章 障害告知後の心の持ちよう

2部 FCP策定の条件整理から、策定後の療育に対する基本姿勢
3章 FCPの策定に向けた確認と詰めの作業
4章 障害の受容後に見えてくる世界
5章 療育体制と公的支援

3部 就園・就学へのアプローチ。 
6章 就園に向けて
7章 就学に向けて
8章 就学にあたって意外に忘れがちなわが子のこと

4部 転んでも、タダでは起きない。
9章 発達障害の視点で、自分の人生を改めて見直す
10章 会社業務の中で発達障害の活かし方を探る

あとがき