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園児、小学生、中学生を、3段階に分け、
未来へ繋がる再登校の支援方法を紹介。

1700円+税/46判・192頁

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大切なことは、学校を休んで過ごせる場所が、
子どもにとって安心できる場所であることです。
自分の気持ちを聞いてくれる人がいること、
自分の不安や悩みをいっしょに考えてくれる人がいること、
未来のことについて話し合える人がいること。
子どもといっしょに悩み、考えつづけることで、
子どもたちは自分なりの答えを見つけ出していきます。

1部では、年齢によって園児から小学生・低学年、小学生・高学年、中学生に分けて、
子どもといっしょに園や学校に行けなくなった原因を手探りし、
そこから子どもといっしょに解決策を考えるための手立てを示しています。
2部では、不登校が増えつづけている学校づくり、学校力について考えてみたいと思います。


解 説

井原 裕先生(獨協医科大学越谷病院 こころの診療科)

本書のタイトル「不登校になりたくてなる子はいない」は、著者上野良樹先生の信念を端的に表しています。実際、子どもというものは、他の誰よりもワクワクしていたいもの。退屈のはずの「不登校」という選択肢をあえて選んでいる人はいないはずです。私もまた、子どもたちの未来、私たちの未来のために、先生の足跡を追いかけていこうと思います。


上野 良樹 (うえの よしき) 

1951年、富山県生まれ
大阪医科大学卒業
金沢大学医学部小児科医学研究科学位取得
日本小児科学会専門医
珠洲市民病院、厚生連滑川病院、金沢大学医学部小児科、
カリフォルニア州立大学ロサンゼルス分校に留学。
1993年より、小松市民病院小児科部長として小児科医療にあたる。
2014年から、小松市民病院副院長兼小児科部長。
2016年より、小児科医として、金沢こども医療福祉センター・金沢療育園施設長を務める。

 

はじめに
1部 いっしょに考える小児科面接
1章 園児から小学生・低学年
2章 小学生・高学年
3章 中学生
家族、先生、まわりの人たちへ
2部 学校力を考える
あとがき
解 説 (井原 裕)