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平和と福祉を模索した、夫婦の歩みを記した1冊。 

1600円+税/46判・224頁
 

マレーシアで25年間、ペナンでボルネオで取り組んだ福祉事業、現地の人と交わり暮らしたロングハウス、そして、戦死した父の足跡を辿る。
そこには、自然が育むいのちとの共生や、人と人との繋がりや思いやりや助け合い、屈託のない笑いがありました。



中澤 健 (なかざわ けん)

1941年 北海道旭川生まれ。本籍は山梨県。 1963年 早稲田大学教育学部卒業 国立武蔵野学院教護事業職員養成所に入学 1964年 国立秩父学園に児童指導員として勤務 1982年 厚生省(当時)児童家庭局に障害福祉専門官に配置換 1991年 同上辞職 日本社会事業大学社会事業研究所主管 1993年 マレーシアに渡る 1993年 ペナン島にてACS設立 1997年 アジア地域福祉と交流の会設立(2000年 NPO法人) 2003年 ボルネオ島にてRCS設立 2017年 帰国(徳島県阿波市)

中澤 和代 (なかざわ かずよ)

1945年 徳島県鴨島町生まれ 1963年 徳島県立川島高校卒業 1967年 徳島県保母資格取得 1967年 徳島県庁障害福祉課勤務 1968年 徳島県立委託あけぼの寮(保母) 1973年 社会福祉法人徳島県知的障害者愛育会(指導員) 1983年 同一法人「若竹通勤寮」に異動 1995年 若竹通勤寮寮長 1999年 退職 2000年 マレーシアへ渡る

 


序章 私はなぜ、何をしに、マレーシアに行ったのか
1部 マレー半島とボルネオ島 
1章 全てはペナン島から始まった! 
2章 ロングハウスに魅せられて
3章 イバン族との村での暮らし
2部 ボルネオで障害福祉活動 
4章 デイセンター「ムヒバ」
5章 その後の活動
3部 平和の願いと共に ~父の足跡を追って~ 
6章 記念碑 
折々の思いを綴る