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ディスレクシアは、知的な遅れはないのに、
読み書きに困難を示しやすい発達の障害です。
LD(学習障害)の代表的存在でもあります。

1600円+税/A5判・160頁
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★読売新聞(暮らしと家庭欄)で紹介されました!たくさんの反響が寄せられています。
★拓殖雅義先生(兵庫教育大学大学院教授)が、紹介してくださいました。

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序文より

親と子のコラボレーションで、すばらしい可能性を見事に示してくれる本
上野一彦先生(日本LD学会 会長)

ディスレクシアは、知的な遅れはないのに、読み書きに困難を示しやすい発達の障害です。
LD(学習障害)の代表的存在でもあります。
でも、「障害」という言葉から受けるイメージとはぴったりしません。
むしろ非常に個性的で魅力的な子どもや青年たちなのです。
この本は、親子による、お二人の貴重な体験の中から、自らの言葉で「ディスレクシア」を語り、
そのすばらしい可能性のあり方を示す、わが国における最初の本です。
親子によってコラボレートされた本だからこそ、ディスレクシアの実感が強く深く伝わり、
また、ディスレクシアを乗り越えるための知恵と工夫、
そして、どのように能力が開花していくのかが見事に示されているのです。
この本には、ディスレクシアへの具体的な支援のあり方、子育てのノウハウが満載されています。
きっと多くの方々に、たくさんの夢と希望を与えてくれることでしょう。

序章より

〈ディスレクシア〉という言葉は、ご存じでしたか。
私は息子が「ディスレクシアではないか」と言われて、初めて知りました。
ディスレクシアって、なんでしょう。
ディスレクシアをめぐって、どんなことがあるのでしょう。
私なりにこの10年間の経験でわかってきたことを、できるだけわかりやすくご説明したいと思います。

藤堂英子

詳しい内容はこちらから

著者紹介 目次 

藤堂 栄子(とうどう えいこ)

現職:NPO法人エッジ 会長
   港区個別支援室 室長
(有)藤堂事務企画 代表

1953年     熊本県出身、横浜生まれ
1955年から、  親の仕事の関係で、フランス、イタリア、ベルギーへ
1969年     帰国、桐朋女子学園
1976年     慶応義塾大学法学部政治学科卒業
1976〜1982年  欧州共同体委員会駐日代表部広報部勤務
1982〜1995年  フリーランス通訳者
1995年〜現在 (有)藤堂事務企画代表(翻訳通訳、国際企画)
2001年〜現在  NPO法人エッジ会長

委員:文部科学省特別支援教育ネットワーク推進委員会委員
   国土交通省バリアフリー新法調査研究検討WG委員
   港区次世代育成支援対策地域協議会委員
   JDDnet(日本発達障害者ネットワーク)理事 ほか

NPO法人エッジでは、ディスレクシアの子どもたちや
 成人した人たちを支援しています
ホームページ http://www.npo-edge.jp/

 

序章 ディスレクシアって、なんだろう

1章 読み書きの困難について
 
  1 読み書きに困難がある
  2 どうやって読み書きしているか
  3 読み書きの困難を引き起こすもの
  4 読み書きの困難を軽減するには

2章 読み書き以外の困難と得意なこと

 1 困難なこと――こんなにいろいろ
 2 得意なこと――こんなにたくさん

3章 ライフステージにそって ――どう対応すればいいの

  1 幼児期では、どんなことが
  2 小学校低学年では、どんなことが
  3 小学校高学年では、どんなことが
  4 中学校では、どんなことが
  5 高校・大学では、どんなことが
  6 就労では、どんなことが
  7 日常生活では、どんなことが
  8 ディスレクシアをめぐる課題

4章 息子の成長――誕生から就職まで

  1 誕生から、幼稚園入園まで
  2 幼稚園では、のびのびと育った
  3 小学校では、学年が上がるにつれて……
  4 中学は、全寮制の学校で
  5 イギリスに留学して建築を学ぶ
  6 ステキな可能性を開花させてくれた!

5章 僕がイギリスで受けた支援  藤堂高直

  1 どんな困難を持っていたか
  2 イギリスで受けたさまざまな支援
  3 僕が設計したもの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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