西田 江里 (にしだ えり)
1989年生まれ。生後7カ月で障がいがあることがわかる。療育を受けながら幼稚園・地元の小学校・中学校の普通学級で学ぶ。高校は養護学校高等部に入るが登校できず訪問学級に転籍。地元のフリースクールも併用して過ごす。高校卒業までに全国47都道府県巡りを達成。2008年「社会福祉法人パーソナル・アシスタンス とも」に入職、現在に至る。毎年アトレ新浦安で開催する「アウトサイダーアート展」や「浦安市美術展」に出展。2016年からヘルパーをはじめとする支援者に支えられながら自宅でひとり暮らしをしている。
西田 良枝 (にしだ よしえ)
「社会福祉法人パーソナル・アシスタンス とも」理事長。千葉県浦安市在住。1992年、浦安市の通園施設「簡易マザーズホーム」で出会った家族を中心に浦安市の福祉と教育の改善を求めて「浦安共に歩む会」を発足。会の活動には、障がい児の親ではない方々も参加。会の活動を通して数多くの制度やサービスが充実した。また、教育でも浦安市では子どもと保護者が行きたい学校を選べる条例も策定された。行政への政策提言などをする一方、子どもたちの療育、親たちのつながりやセルフヘルプ、学びの場としても活動。NPO法人設立とともに発展的解消。2001年、ニーズをわかっている自分たちがサービスの担い手になろうと、「NPO法人パーソナル・アシスタンス とも」を設立。2006年、社会福祉法人に変更、現在に至る。
●「社会福祉法人パーソナル・アシスタンス とも」 https://www.patomo.jp
|